【防犯カメラの新常識】クラウドカメラとは?メリット・デメリットを徹底解説
- info814005
- 4月16日
- 読了時間: 5分
〜中小企業・マンション管理組合が今こそ知っておきたい防犯のアップデート〜
「そろそろうちも防犯カメラを…」そんなふうにお考えの中小企業の経営者様、マンションの管理組合の皆さま。
でも、いざ導入を検討しはじめると、種類や機能が多くて何を選んだら良いかわからない、という声をよく聞きます。
中でも近年注目されているのが「クラウドカメラ」という新しい形の防犯カメラです。
「録画データをクラウドに保存するって、なんだか難しそう…」「費用や仕組みが気になる…」そんな不安を持つ方に向けて、今回はクラウドカメラの基礎知識からメリット・デメリットまで、分かりやすく解説します。
■そもそも「クラウドカメラ」とは?
クラウドカメラとは、撮影した映像をインターネット上のクラウドサーバーに保存する防犯カメラのことです。
これまで主流だった防犯カメラは、録画機(レコーダー)を設置し、そこに映像を保存する「ローカル型」でした。しかしクラウドカメラは、録画機が不要。ネット回線を通じて、遠隔のサーバーへ映像が保存されます。
この“レコーダー不要”という仕組みが、近年急速に普及している理由のひとつです。

■クラウドカメラの5つのメリット
1. 録画機不要でスッキリ省スペース
従来のシステムでは、録画装置を設置するスペースが必要で、配線も複雑でした。クラウドカメラならカメラと電源、それにインターネット環境さえあればOK。物理的な装置が減るため、事務所やマンションの管理室がスッキリします。
2. どこからでも映像確認ができる
クラウドカメラ最大の魅力は「いつでもどこでも」映像を確認できること。スマートフォンやPCから専用アプリを使えば、会社にいなくても、マンションの現地にいなくても、リアルタイム映像をチェックできます。
たとえば、・夜間、事務所の様子が気になるとき・マンションのゴミ捨て場のトラブルがあったときこうした時も、即座に映像確認が可能です。
3. 録画データが安全に保存される
録画装置が火災や盗難にあった場合、ローカル保存では映像ごと失われてしまいます。クラウドカメラでは、映像が遠隔地のデータセンターに保管されているため、万が一の災害や事故にも強いという特長があります。
4. セキュリティ対策が常に最新状態
クラウド型のサービスは、ソフトウェアやセキュリティの更新が自動で行われることが一般的です。一度導入してしまえば、利用者が意識せずとも常に最新の状態で使えるため、安心感があります。
5. 複数拠点のカメラを一括で管理可能
クラウドカメラは、複数の設置場所を一元管理できます。たとえば、支店が複数ある会社や、複数棟を抱えるマンション管理会社などでは、わざわざ現地を巡回しなくてもカメラの映像が一括で確認できます。

■クラウドカメラの3つのデメリットと対策
どんな製品にも良い点があれば注意点もあります。クラウドカメラの導入を検討するうえで、以下の3つのポイントには注意しておきましょう。
1. インターネット環境への依存度が高い
クラウドカメラは、ネット環境が前提です。通信が不安定だと録画が途切れたり、映像がカクつく可能性も。
▶対策:事前に通信環境を確認する、法人向けの安定した回線プランに変更するなどの対策が有効です。
2. 月額費用がかかる
クラウドカメラはサブスクリプション形式(月額課金)が多く、使い続ける限り料金が発生します。初期費用は抑えられますが、数年単位で見ると従来型よりコストがかかる場合もあります。
▶対策:料金プランを比較し、「必要な録画日数」「カメラ台数」に応じた最適なプランを選びましょう。
3. プライバシーとセキュリティの意識が必要
映像がインターネット経由で保存される以上、セキュリティ対策の有無は重要です。
▶対策:導入前に、データがどのように暗号化されるか、どこのサーバーに保存されるか、運用会社の信頼性などをチェックしましょう。
■こんな場所におすすめ!
クラウドカメラは、特に以下のようなケースに向いています:
出張や外出が多い経営者が不在中もオフィスの様子を把握したい
常駐管理人がいないマンションの共用部を遠隔でチェックしたい
ゴミ置き場や駐輪場など、トラブルが起きやすい場所の監視
複数拠点を一元管理し、防犯体制を強化したい企業や団体
■よくあるご質問(FAQ)
Q:録画データはどのくらいの期間保存されますか? A:プランによって異なりますが、7日〜30日が一般的です。必要に応じて保存期間を選べるプランもあります。
Q:自分で設置できますか? A:ネット接続ができる方であればセルフ設置も可能です。ただし、設置場所によってはプロによる施工をおすすめします。
Q:停電時はどうなりますか?
A:停電中は録画は停止しますが、クラウド型であれば復旧後自動的に再接続されます。UPS(無停電電源装置)と組み合わせれば対策も可能です。
■まとめ:防犯だけじゃない、管理の効率化にもつながるクラウドカメラ
クラウドカメラは、これまでの「録画しておくだけ」の防犯カメラとは一線を画す存在です。いつでも・どこでも・誰でも(許可があれば)映像を確認でき、万が一のトラブルにも迅速に対応できるのが大きな魅力です。
今や、防犯カメラは“設置して終わり”ではありません。継続的に使い続け、安心感を提供し続けるためには、クラウド型という選択肢はとても理にかなっています。
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